1月から中学入学準備を始めませんか?

2018年も残り1ヶ月ほどとなりました。

年末年始の準備などで、忙しくなる時期です。

しかし、この時期に現在小学6年生のお子様がいるご家庭の方にお知らせがあります。

小学6年生の1月から中学入学準備を始めましょう!

この話を言うと、

 

中学に入学するのは3月だし、まだ準備は早いのでは?

となります。

そんな事はありません。

1月から始めても早いと言うことは無いのです。

小学6年生の3学期は

中学受験をするお子様は、年末から1月中旬から下旬までとても忙しいです。

その反面、中学受験をしない多くの小学6年生は3学期はかなり余裕があります。

学校で学習する勉強も、2学期までに重要な単元は殆ど終わります。

3学期に入ると「小学生の復習」とか「総まとめ」などをする事が多くなります。

また、最後の大きなイベントの「卒業式」が3月上旬にあります。

ですので、2月に入ると

「卒業制作」

とか

「卒業式の練習」

がたくさん入ってきます。

 

小学6年生の3学期はかなり時間の余裕があるんですね。

小学6年生の3学期に何をしておけば良いのか

小学6年生の3学期にしておくことは

・小学校の算数の復習

・1学期中間テストまでの数学の予習

・1学期中間テストまでの英語の予習

絶対にしておきたいのはこの3つです。

算数の復習はわかるけど、数学や英語の予習は必要なの?

中学校の学習内容は中学生になってからでも大丈夫と思っている方が多いです。

しかし、それは大きな間違いです。

では、何が間違いなのかを見ていきましょう。

保護者の過半数が知らない「中1ギャップ」

「中1ギャップ」という言葉を聞いたことはありますか?

中1ギャップとは小学生が新中1生となったときに、学校生活や授業のやり方が今までとまったく違うため、新しい環境(学習・生活・人間関係)になじめないことから不登校となったり、いじめが急増したりするなどいろいろな問題が出てくる現象のことです。

大きな原因として良く言われているのが、

・小学校のときよりも授業のスピードが速く難しくなる
※教科担任制になったり、算数が数学、英語の本格的な学習が始まることも含みます。

・部活動が始まる
※部活に入るかどうかは強制では無いのですが、「部活に入っていないと内申点に影響する」と言うような事を言われて入る生徒も多くいます。先輩・後輩の上下関係もしんどくなる原因です。

・定期試験が始まる
※小学校の時とは違い、平均点や学年順位などが出ます。中学1年生の内申点から入試に使われるので、しっかりと勉強をしないといけません。

このような大きな環境の変化が入学してから数ヶ月間あります。

しばらくはこの生活になれるのに精一杯になり、集中して勉強に取り組むことが出来ません。

小6の3学期に準備をする本当の理由は

環境の変化はありますが、1学期中間テストは頑張っているお子様は結構良い点数をとります。

1学期中間テストで良い点数をとるのが落とし穴です!!

実は小6の3学期に数学・英語の1学期中間テストの予習をしておくのが準備の目的ではありません。

本当の目的は、

1学期期末テストの勉強を4月にしておくため

なんですね。

1学期の中間テストは入学してから約1ヶ月後にあります。

その1ヶ月間は、オリエンテーションや部活動体験、勉強のやり方の説明などがあるので、それほど授業が進みません。

また、5月にゴールデン・ウィークがあるので、さらに学習期間が短くなります。

ですので、狭い範囲の簡単なテストになるので高得点をとる生徒が多いです。

過去3年間の1学期中間テスト

実際に過去3年間の信太中学校中学1年の1学期中間テストの数学と英語の学校平均を見てみると、

科目 数学 英語
今年 72.2点 90.2点
1年前 69.9点 82.2点
2年前 82.3点 82.8点

とかなり高い平均点になっています。

以下の度数分布は2018年信太中学校1学期中間テストの英語の度数分布です。

80点未満の生徒が20人しかいません。

このようなテストで90点をとっても安心は出来ないのです。

では、次に1学期期末テストを見てみましょう。

過去3年間の1学期期末テスト

過去3年間の信太中学校中学1年の1学期期末テストの数学と英語の学校平均を見てみると、

科目 数学 英語
今年 45.3点 71.5点
1年前 53.1点 54.4点
2年前 55.4点 60.4点

1学期期末テストになるとここまで平均点が下がります。

英語の度数分布を見ると、その違いが明らかです。

80点未満の生徒が90人になっています。

中間テストの20人から一気に70人増加しています。

1学期期末テストで失速すると取り戻すのが大変

1学期期末テストで失速すると取り戻すのがとても大変になります。

なぜなら、

・テストの後に夏休みがある

・3年生の引退試合が近いので部活がハードになる

という事があります。

また、こどもから

生徒
生徒

次のテストでは絶対頑張るから!!

と言われたら信じますよね。

でも、次のテストは夏休みが終わったあとにある宿題テストです。

定期テストは10月中旬になります。

 

こどもがこのように嫌がるのは

『出来なくて嫌な勉強をするために塾に行きたくない』

からですね。

 

それは大人でも同じです。

例えば全10回の料理教室に途中から参加するのは嫌ですよね。

周りの人たちは自分より先に進んでいて、自分だけが出来ない状態。

先生は「追いつけるようにサポートするよ」と言ってくれるでしょうが、嫌な気持ちは変わらないはず。

ですので、大切なのは

できなくなってからではなく、出来ているうちに塾に入れる

と言うことです。

1月から中学入学準備を始めませんか?

このようなことにならないために、

1月から中学入学準備を始めませんか?

啓学館ゼミナールでは毎年1月から、

『新中1スタートダッシュ講座』

をしています。

小6の3学期の間に、中学1年生1学期中間テストまでの勉強をします。

1学期期末テストで失速しないために、先手を打つ講座です。

興味のある方は以下のリンクをクリックしてください。

2019年1月 スタートダッシュ講座の募集開始
2019年1月から信太中学校・和泉中学校・富秋中学校に入学予定の6年生を対象とした、 新中1スタートダッシュ講座 を行います。 啓学館ゼミナールの人気の講座の1つで、年によっては1週間で定員が埋まることもありました。 ...

 

それでは今日はこの辺りで。

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうござした。