中学生にスマホの利用を許可しました

新学年、新学期が始まって4日が経ちます。

塾では学校の新しいクラスや先生の話題が多いですね。

「3年連続○○先生になったぁ~」

とか

「仲良い子とクラスがはなれた」

とか

「めっちゃいいクラスになったわ」

などなどですね。

啓学館ゼミナールでも新たなルールが出来ました

さて、新年度が始まり啓学館ゼミナールでも新たなルールが出来ました。

それは、

「スマホが塾内で使えるようになった」

です。

昨年度までは塾内でのスマホ、携帯の利用は禁止でした。

 

保護者が子どもに携帯やスマホをもたせる理由としては、

「塾の行き帰り、特に帰る時間が遅くなるので心配だ」

というのが一番大きいと聞いています。

 

ただ、啓学館ゼミナールには

登下校メールシステム

を導入していますので、塾に来たときと帰るときに機械にカードをかざすと保護者の携帯やスマホにメールが届くようになっています。

 

また、

「夜遅くて帰り道が危ないので」

というのもよく聞きますが、残念ながらスマホを持っていても不審者などは防げないですよね。

むしろ、「大きな声を出す」とか「防犯ブザーを鳴らす」方が効果的です。

 

つまり、

スマホは防犯対策にならない

が塾としての考え方です。

スマホの利用を許可することにしましたが、基本的には塾には必要ないと考えています。

では、なぜ許可することにしたのか

塾にスマホは必要ないと考えているのに、利用を許可することにしたのは

こどものスマホを使いたい欲望が抑えられない

からです。

塾の中学生のスマホの所持率は80%を超えています。

中学生も日常的にスマホを使うようになりました。

塾内でのスマホの利用を禁止していると、生徒は

・カバンの中でこっそり使う

・教室のすみでこっそり使う

・廊下の奥でこっそり使う

・塾の外に出て堂々と使う

などなど、とにかく先生にばれないように

こっそり使う技術の向上を図る

のです。

塾に来て学力ではなく、こっそり使う技術を身に着けてもらっても困ります。

休み時間のたびに、すみっこに固まったり、カバンの中に手を突っ込んだり、塾の外に出たりされるのも困ります。

ですので、色々考えた結果「スマホの利用を許可」することにしました。

但し、条件があります。大きなルールとしては

休み時間の教室内でのみ使っても良い

です。

この新ルールを生徒たちに伝えると大喜び。

今までは休み時間になると、

・教室内に人が少なくなる

・教室のすみの床に座り込む集団がいる

・カバンに手を突っ込んでいる

生徒がたくさんいました。

しかし、昨日は教室内にたくさん生徒がいました。

みんな堂々とスマホを出して楽しそうにしていました。

スマホの利用を許可して2日で感じたことは

悩んだ結果、許可することにしましたが良かったと感じています。

・休み時間の良い息抜きになっている

・こそこそする生徒がいなくなった

・殆どの生徒が休み時間教室にいるので、あちこち探しに行かなくても良くなった

ですね。

今までの禁止していたときよりも、雰囲気が良い感じがします。

しばらく様子を見ていかないとわかりませんが、決断してよかったです。

 

それでは今日はこの辺りで。

今日も最後まで読んで頂きましてありがとうござした。